MacBook Pro、MacBook Airなど、初期設定のままだと使いにくい部分があるので、やっておくと使いやすくなるおすすめの設定を紹介します。
トラックパッドの設定
まずは一番使うであろうトラックパッドの設定です。好みもありますが「力が不要で楽に使える」設定にしたいと思います。
タップでクリックに変更
初期状態ではパッドを実際に押さなければクリックされない状態です。何度も押し込むと指がおかしくなりそうなので、タップしただけでクリックできるよう変更します。
システム環境設定(アプリケーション/システム環境設定.app)を起動し「トラックパッド」を選択します。
「タップでクリック」にチェックを入れると設定変更されます。ついでにカーソルの動作速度を変更できる「軌跡の速さ」も変更されることもおすすめします。
スクロールの設定変更
Mac OS10.7 LION以降、マウスとトラックパッドのスクロールの初期状態が「ナチュラル」になっています。スマホの画面を下にスクロールするとき、指を上にスワイプしますよね。その感覚でマウスやトラックパッドを使えるよ、というのが「ナチュラル」ですが、マウスやトラックパッドのスクロールが通常とは逆になっているため、トラックパッドでは使いにくいので設定を変更してます。
上段タブ「スクロールとズーム」から「スクロールの方向:ナチュラル」のチェックを外します。
マウスも使う場合はこちらも変更してください。
ドラッグの設定変更
初期状態ではドラッグが非常にやりにくいので3本指でドラッグできるように設定すると快適になります。
「システム環境設定」から「アクセシビリティ」を選択します。
- サイドバーから「マウスとトラックパッド」を選択
- 「トラックパッドオプション」を選択
「ドラッグを有効にする」にチェックし「3本指のドラッグ」に変更します。これで3本指で軽く動かすだけでドラッグできるようになりました。
ダブルクリックでウインドウをしまう
ブラウザなどのウインドウをドックにしまうとき、通常は左上の黄色「-」ボタンを押すか「⌘+M」のショートカットを使うと思いますが、ウインドウバーをダブルクリックでしまう設定をしておくと、しまう選択肢が一つ増え便利に感じるときがあります。
「システム環境設定」から「Dock」を選択します。
赤丸部分にチェックを入れ、右側のプルダウンを「しまう」に変更します。
ログイン項目を変更する
Macの電源を入れたとき、自動的に起動する項目を追加できます。必ず起動するアプリや書類などがあるときは手間が省けて便利です。反対に、自動的に項目に追加されているものもあるので、不要な場合は削除することもできます。
「システム環境設定」から「ユーザーとグループ」を選択します。
上段「ログイン項目」タブを選択し「+」ボタンで自動的に起動したいアプリケーションや書類を追加します。
Night Shiftを使う
Night Shiftとは、ディスプレイの色味を暖色系に変更できる機能です。黄色が強くなって目に優しいありがたい機能です。
「システム環境設定」から「ディスプレイ」を選択します。
- 上段タブ「Night Shift」を選択
- 何時から何時まで、といったスケジュールを設定できます
- 色温度の調整をします。右にスライドすると黄色味が強くなります。
おわり
以上、MacBookでやっておくと便利な設定でした。ちょっとしたことですが、設定を変更するだけでストレスがなくなり快適に使えるようになると思います。おつかれさまでした。