LAVIE Direct HZ GN1865/4E(PC-GN18654AE)の分解、SSD交換の手順を紹介します。メモリに関してはオンボードですので増設ができないモデルになります。
ドライバ1本で分解でき、簡単に作業できるモデルかと思います。
必要なもの
- SSD
M.2 NVMe接続タイプが搭載されています。SATAではありませんので間違えないよう気をつけてください。
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- ドライバー
分解するときに必要です。今回はプラスドライバー0番のみで分解できました。
クローンを行う
今使っている環境(ソフト・設定・データなど)をSSDに交換してもそのままの状態で使うには「クローン」を行わなければいけません。
クローンは機械を使う方法、ソフトを使う方法がありますが、ここでは有料ソフトの「アクロニス」、無料で使える「ddrescue」を使ったクローン方法を紹介します。
M.2 NVMeにクローンを行う場合はアダプタが必要になりますので下記のようなUSB変換アダプタがあればクローンができます。もちろん、OSを再インストールする場合は不要です。
【10Gbps】 ORICO USB3.1 Nvme M.2 SSDケース M-Key/B&M Key(Nvmeのみ) USB3.1 Gen2 10Gbps 外付けケース…
Acronis True Image でクローン
有料ソフトですが、HDDとSSDの容量が違っても自動で調整してくれたり、簡単操作でクローンができるのでおすすめです。
ddrescueでクローン
USBメモリが必要だったり、コマンドを入力する必要があるのでとっつきにくい印象がありますが、理解すれば意外と簡単ですし無料でクローンができます。少々面倒ですが、時間があり、なるべく費用を抑えたいという方はこちららがおすすめ。
基本的に、コピー先(SSD)のディスク容量がコピー元(HDD)と同じか大きい必要があります。
SSD交換手順
※分解によりパソコンが破損する可能性があるので、自己責任でお願いします。
裏面パネルのネジを外す
裏面パネルのネジを外します。全て同じネジでした。
バッテリーを外す
蓋をあけたらバッテリーを外します。取り付けたまま作業すると故障する可能性があるので必ず取り外してから作業を行ってください。
赤枠部分のテープを外し、バッテリーケーブルのコネクタを外します。ケーブルが外れにくい場合は無理をせず、バッテリーを固定しているネジをとり、バッテリー自体を持ち上げるとケーブルが外しやすくなると思います。
SSDを交換する
SSDを固定しているネジをとり、SSDを外し交換します。
もとに戻す
あとは分解した逆の手順で組み戻せば作業完了です。