MacBook Pro Retinaモデル (13インチ Early 2015)で「電源ボタンは反応するが、キーボード入力とトラックパッドが反応しない」という症状があります。
この症状は、トラックパッドケーブルが故障しているケースが多く、ほとんどの場合はケーブルを交換することで改善します。
今回は、MacBook Pro 13インチ Early 2015モデルのトラックパッドケーブルの交換方法を紹介します。※トラックパッドケーブルを交換しても改善しない可能性もあるのでご理解いただいたうえで作業を行ってください。
必要なもの
- トルクスドライバー
分解にトルクスドライバーの「P5」と「T5」が必要です。
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- トラックパッドケーブル
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トラックパッドケーブルの交換手順
裏面パネルのネジを外す
トルクス「P5」ドライバーで裏面パネルのネジを外します。上部2箇所はサイズが違いますので分けて保管してください。
ネジを外したら、パネル上部を手前に引っ張るとパカッとはずれます。
赤枠がバッテリーコネクタ、黄枠がトラックパッドケーブルになります。
バッテリーコネクタを外す
コネクタの上のシールをめくり、バッテリーコネクタを外します。赤矢印部分のサイドを軽く持ち上げるような感じで慎重に外してください。
バッテリーコネクタを接続したまま作業を行うとロジックボード（基板）が故障する可能性があるので、必ず外してください。
トラックパッドケーブルコネクタのカバーを外す
赤丸部分のネジを「T5」ドライバーで外し、トラックパッドケーブルのコネクタのカバーを取り外します。
ケーブルを外す
上部のコネクタと下部のケーブルを取り外します。
をめくり、赤矢印部分のツメを持ち上げるとケーブルが抜けるようになります。ケーブルはテープで止まっていて少し固いので慎重に取り外してください。
新しいケーブルを取り付ける
新しいケーブルにはテープが付いているものが多いですが、なければ両面テープを貼り付けてください。また、元ケーブルに付いていたシールは新しいケーブルに付け替えてください。
少したるみますが気にせずいきましょう。（画像は両面テープをまだ外していない状態）
元に戻す
あとはケーブルカバーで固定し、バッテリーコネクタを取り付け、一度動作確認を行ってください。
動作に問題なければ、裏面パネルを取り付けたら完成です。
