MacBook ProはユニボディのMid2012 モデルまで、ハードディスクをSSDに交換できメモリも増設することができます。右横にDVDを入れるスロットがあるモデルがユニボディで、DVDスロットがないのがRetinaモデルです。
RetinaモデルからSSD搭載となり、メモリはロジックボードに組み込まれているため交換ができない仕様になりました。
今回はMacBook Pro 13インチ、Late 2011モデルを使ってSSD交換、メモリ交換の手順を説明しています。
SSD交換で必要なもの
- 0番プラスドライバー
- T6ドライバー
- SSD
- 外付けハードディスク(TimeMachineバックアップを行う場合)
- エアダスター(内部掃除用。あった方が便利)
BUFFALO ミニステーション USB3.1(Gen1)/USB3.0用ポータブルHDD 1TB HD-PCFS1.0U3-BBA
対応SSD、メモリについて
ユニボディのMacBook Pro 2009〜2012は2.5インチSATAタイプのSSDを購入してください。SSDは安すぎるものはすぐ壊れるので、ある程度信頼できるメーカーのものを選ぶと安心です。クルーシャルのSSDは販売実績もあるし価格も手頃なのでおすすめです。
Crucial ( クルーシャル ) 240GB 内蔵SSD BX500SSD1 シリーズ 2.5インチ SATA 6Gbps CT240BX500SSD1 [ 海…
メモリは年式によって変わってくるのでApple公式サイトで対応規格を確認して購入してください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201165
SSD、メモリの交換手順
TimeMachineでバックアップ
SSD交換を行ったあとにデータを戻すため、まずはTimeMachineでバックアップを行います。
TimeMachineのバックアップは別記事で紹介しています。
裏蓋を外す
プラスドライバーでネジを外します。画像の色ごとにサイズが違うのでわかるよう保管してください。
バッテリーコネクタを外す
バッテリーを接続したままHDDを外したり、ケーブルを抜き差しすると故障する可能性があります。必ずバッテリーは取り外してから作業を行ってください。
赤枠部分の左右をつまみ上げるとコネクタが外れます。
メモリを交換・増設
メモリを交換・増設する場合は赤枠部のつまみを外側に軽く広げるとメモリが外れます。
SSDを交換
プラスドライバーでネジを緩めるとHDD固定バーが外れます。軽く持ち上げSATA端子を外します。
HDDパーツをSSDに付け替える
HDDを固定するネジとツマミをSSDに取り付けます。ネジはT6ドライバー、ツマミはテープで貼られているだけです。
SSDを取り付け、裏蓋を戻す
SSDと固定バーを取り付け、バッテリーコネクタも接続します。裏蓋を戻すとSSD交換作業は完了です。
TimeMachineでデータを戻す
あとは作業前に作成したTimeMachineからデータを戻したらSSD換装完了です。TimeMachineの戻し方は後日アップする予定です。