FUJITSU(富士通)LIFEBOOK AH77/M(FMVA77M)のSSD交換、メモリを追加する手順を紹介します。外すネジは多めですが分解難易度は低めかと思います。
必要なもの
- SSD
安すぎるものはすぐに動作がおかしくなったり壊れることが多いので、信頼性のあるメーカのSSDを選んだ方がいいと思います。販売実績、価格、保証のバランスがいいCrucialがおすすめです。
Crucial クルーシャル SSD 500GB MX500 SATA3 内蔵2.5インチ 7mm CT500MX500SSD1 9.5mmスペーサー付【5年保…
- ドライバー
分解するときに必要です。今回はプラスドライバー0番、1番で分解できました。
ホーザン(HOZAN) プラスドライバー プラスNo.0 全長178mm 軸長100mm 細軸仕様 奥まった場所に最適 D-540-100
クローンを行う
今使っている環境(ソフト・設定・データなど)をSSDに交換してもそのままの状態で使うには「クローン」を行わなければいけません。
クローンは機械を使う方法、ソフトを使う方法がありますが、ここでは有料ソフトの「アクロニス」、無料で使える「ddrescue」を使ったクローン方法を紹介します。
Acronis True Image でクローン
有料ソフトですが、HDDとSSDの容量が違っても自動で調整してくれたり、簡単操作でクローンができるのでおすすめです。
ddrescueでクローン
USBメモリが必要だったり、コマンドを入力する必要があるのでとっつきにくい印象がありますが、理解すれば意外と簡単ですし無料でクローンができます。少々面倒ですが、時間があり、なるべく費用を抑えたいという方はこちららがおすすめ。
基本的に、コピー先(SSD)のディスク容量がコピー元(HDD)と同じか大きい必要があります。
SSD交換手順
※分解によりパソコンが破損する可能性があるので、自己責任でお願いします。
裏面のパネルを外す
指を赤枠部分にひっかけ、カバーを外します。
赤丸部分のネジを外し矢印方向へスライドさせるとカバーが外れます。
バッテリーを外す
赤枠の部分をスライドさせ、矢印方向へ持ち上げるとバッテリーが外れます。
裏面パネルのネジを外す
ルのネジを外します。サイズごとに色分けしたので混ざらないよう保管してください。ネジを外したあとは、軽く持ち上げるだけでカバーは外れます。
青ネジ → プラスドライバー0番
他 → プラスドライバー1番
SSDを交換する
赤枠部分のHDD SATAコネクタを慎重に外しSSDに交換してください。マウンタがゴムなので、載せ替えてあげてください。
メモリを増設する
メモリは、PC3L-12800(DDR3L-1600) 最大16GBまで対応しています。低電圧対応メモリを購入してください。
シリコンパワー ノートPC用メモリ 1.35V (低電圧) DDR3L 1600 PC3L-12800 8GB×1枚 204Pin Mac 対応 永久保…
もとに戻す
あとは分解した逆の手順で組み戻せば作業完了です。お疲れ様でした。