Core i7・8GBメモリ搭載マシンのTOSHIBA dynabook T75/Uですが、ハードディスク(HDD)搭載モデルの動作はモッサリした印象です。簡単な作業でHDDをSSDに交換できるので「動作が遅い」と感じている方はやってみてはいかがでしょうか。
必要なもの
- SSD
安すぎるものはすぐに動作がおかしくなったり壊れることが多いので、信頼性のあるメーカのSSDを選んだ方がいいと思います。販売実績、価格、保証のバランスがいいCrucialがおすすめです。
Crucial クルーシャル SSD 500GB MX500 SATA3 内蔵2.5インチ 7mm CT500MX500SSD1 9.5mmスペーサー付【5年保…
- ドライバー
分解するときに必要です。今回はプラスドライバー0番のみで分解できました。
ホーザン(HOZAN) プラスドライバー プラスNo.0 全長178mm 軸長100mm 細軸仕様 奥まった場所に最適 D-540-100
クローンを行う(そのままの状態で使いたい場合)
ソフトや設定など、現在の環境をそのままの状態で使いたい場合はクローンを行わなければいけません。クローンソフトを使えば簡単な手順でHDDのデータをSSDにコピーできます。容量が違っても自動的にサイズ調整してくれるソフトもあるのでおすすめです。
Acronis True Imageを使ったクローン方法は別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。
クリーンインストールを行う(全てのデータが消えてもいい場合)
ソフトやデータなどは全部消えてもいい、イチから設定し直してもいい、ということでしたらSSD換装後にWindowsのクリーンインストールを行います。
手順は別記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。
SSD交換手順
バッテリーとメモリカバーを外す
※簡単な作業ですが分解によりパソコンが破損する可能性があるので、自己責任でお願いします。
まずはバッテリーを外します。取り付けたまま作業すると故障する可能性があるので必ず取り外してから作業を行ってください。
赤丸ネジを外し矢印方向にスライドするとバッテリーが外れます。
緑丸ネジでとまっているメモリカバーも外します。
メモリを増設する
緑枠部分の空いているメモリスロットに追加メモリを接続します。PC3L-12800(DDR3L-1600)最大16GBまで増設可能です。省電力対応メモリなので購入時は注意してください。
シリコンパワー ノートPC用メモリ 1.35V (低電圧) DDR3L 1600 PC3L-12800 8GB×1枚 204Pin Mac 対応 永久保…
裏面パネルのネジを外す
赤丸部分はすべて同じサイズです。ネジを外し光学ドライブを矢印方向にスライドするとドライブが外れます。
裏面のパネルはツメでとまっているので、ドライブが入っていた隙間から少しづつ上に持ち上げパネルを外してください。
HDDを外す
赤枠部分のゴムをとり、HDDを取り外します。SATA接続端子を壊さないよう注意してください。
SSDに交換する
HDDに付いていたマウンターをSSDに載せ替え、SSDを接続します。
完成
あとは裏面パネル、光学ドライブを戻しネジをつければ作業完了です。